いつもの習慣をすこし変えるだけ!
免疫力を高めるために、最新の免疫研究に基づいたさまざまな「どっち?」を紹介する一冊です!
「歯の磨き方で正しいのはどっち?」、
「正しいお風呂の入り方は?」、
「毎日飲みたい魔法のような飲み物は?」、
「塩分は免疫にとって必要? 不要?」、
さらには「免疫力アップに有効な運動はどっち?」まで、少しのコツで健康寿命を大幅に伸ばすことができる〝習慣〟をクイズ形式でわかりやすくご紹介しています。
体温が1℃上がるだけで、私たちの免疫はなんと5~6倍もアップさせることが可能なのです。
そればかりか、がん細胞は39.6℃付近でほとんどが死滅することに。
昨今のがん治療に温熱療法が導入されるようになったのはこうした効果が期待できるからといわれています。
では、反対 に体温が1℃下がるとどうなるのでしょう?
免疫力は30〜40 %も低下します。
恐ろしいことに35℃程度の低温状態がもっとも、がん細胞が増殖することになるのです。
こんなあなたにオススメです
・体調をくずしやすい
・インフルエンザには、ほぼ毎年かかる
・十分休んでもいつも疲れが残っている
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 「暮らし」編
・朝の歯みがきは? 起きたらすぐにする・朝ご飯を食べてからする
・お風呂に入るときは? 35℃のお湯に20分つかる・40℃のお湯に10分つかる
第2章 「食べる」編
・ヨーグルトを食べるなら? 「朝」がいい・「夜」がおすすめ
… 腸のゴールデンタイムに合わせる
・喉が渇いた~。飲みたいのは? 冷たい炭酸水・アイスコーヒー
… 免疫力最大の敵は冷え
・発酵食品「納豆」の健康効果は実に多様
・玉ねぎの有効成分「硫化アリル」は、生のまま食べてこそ効果が得られます
第3章 「運動」と「からだ」編
・免疫力にとって、効果的なのは? 少しハードな運動・軽めのエクササイズ
・じゃあ、具体的におすすめの運動は? 1日7000歩のウォーキング・1日30分のエアロビクス
・どれほど清潔にしていても、免疫力が低下していれば「水虫」になります
第4章 「病気」や「不調」編
・「糖尿病」は、薬が必須? 服用しなければ治らない・服用など必要ない … 免疫力をあげれば改善へ
・「高血圧」の一つの原因は? 便秘である・下痢である
特別付録 免疫の基本の「キ」。正しいのはどっち?
・免疫力とは? 風邪やインフルエンザを予防する力・糖尿病などの予防・治療に有効な力
・免疫は、私たちの体の細胞を…壊れないように守ってくれている・毎日、壊し続けている
あとがき
・国民医療費を減らすことはとても簡単
国民一人一人が免疫力を上げればいい
⇒正しい情報を見極められるようにヘルス・リテラシーを上げて、食事や生活習慣に取り入れることで大事です
「ヘルスリテラシー」中村 康宏 2019/6/8 91点 [♯4]
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者
飯沼 一茂
医学博士。純真学園大学客員教授。日本免疫予防医学普及協会代表。1949年生まれ。1971年立教大学卒業後、ダイナボットRI研究所(現:アボットジャパン)入社。1987年大阪大学医学部にて医学博士取得。2008年よりアボットジャパン上級顧問。2010年より国立国際医療研究センター・肝炎免疫研究センター客員研究員、2012年からは純真学園大学客員教授も務める。腫瘍や感染症などの測定法開発に多く携わる。とくに肝炎の検査薬については、C型肝炎の輸血による感染をC型炎マーカーの開発により撲滅させたことで世界的な評価を得た。
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