超一流の医師・研究者が世界中から15ヶ国、400名が集まった4日間の「国際医療会議」で、何が明らかになったのか?
会議に日本人医師として唯一人参加した著者の食べ物と病気、治療をめぐる国際的な研究報告となる核心リポートの貴重な一冊です!
国際会議の結論はこうでした。
動物性食品の摂取が人体にさまざまな病気を引き起こし、反対に植物性食品を摂取すれば病気の予防になり、長年の動物性食品摂取によって罹った病気を治癒できる、というものです。
つまり、毎日の食事次第では病気にもなるし、病気から治りもするのです。
がんや脳梗塞、脳出血、心筋梗塞や狭心症、さらに糖尿病や認知症に至るまで生活習慣病と言われる病気はすべて、その対象となります。
こんなあなたにオススメです
・生活習慣病などで薬を飲んでいる
・長年体調が思わしくない
・家族、友人が入院、通院している
オススメ、共感を得たフレーズ
プロローグ 「食と医療」の新潮琉を明らかにした国際会議
第1章 近年になって行われた食事療法の科学的証明
・大ヒットした映画「フォークス・オーバー・ナイブズ」
・病気で苦しむ人たちを誰も守ってくれない…
政府は食品業界の代弁者にすぎない、
製薬業界は慢性病に向けた薬で莫大な利益を得ている、
保険業界は病気の人に保険を売って儲けているだけ、
病院も医療関係者も栄養学やライフスタイルの改善については何も学んでいない
・動物性たんぱく質とがん発症の関連を証明
・菜食中心の地域では、がん・脳卒中などの死亡率が必ず低い
第2章 欧米型の栄養摂取から病気が生まれる
・動物性食品に変えると、とたんに病気になる
・沖縄は遂に「長寿崩壊」した!
アメリカ軍占領下の1960年ごろ、肉の加工品などが海外から大量にもたらされた
・慢性疾患の患者には「まずは薬の服用をやめてください」
西洋医学の医療現場で使われる薬剤は、化学合成によって人工的につくられていてすべて毒
・食事を変える方法には、副作用も、薬代もない
・精製加工食品は麻薬と同様、快楽中枢を過剰に刺激
・私たちの体には、病気を自分で治す力が備わっている
第3章 食生活を変えれば、病気が治る!
・エジソンは「未来の医師は食物で病を治す」と言った
・食べるために生きた結果、薬漬けの日々へ
第4章 新潮流の契機となった心臓病根絶への全米会議
・食事療法で心臓病根絶を目指す全米医学会議
・全米会議が推奨した「最もヘルシーな食事法」
第5章 植物性食品による国際医療会議の講演内容
・キャンベル博士の講演内容
・エセルスティン博士の講演内容
この本の評価
■内容 :5.0
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:5.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
真柄俊一(まがら・しゅんいち)
1939年、新潟市に生まれる。64年、新潟大学医学部を卒業。産婦人科医、第一生命医事研究室勤務を経て、2003年に自律神経免疫療法によるがん専門医院、素問八王子クリニックを開業し、現在に至る。
日本自律神経免疫治療研究会会員、全日本鍼灸学会会員。
著書に『がんを治す「仕組み」はあなたの体のなかにある』(現代書林)『がん、自然治癒力のバカ力』(現代書林)『がんを治すのに薬はいらない』(幻冬舎)『遺伝子群の働きを正常化すれば、がんは治せる』(現代書林)がある。
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