日本の健康診断の「基準値」は、諸外国に比べて厳しすぎ!
各種専門医学会や製薬会社の利益が優先されて医学的根拠が希薄なままに数値が設定されたケースもあります!
本書では、日本人70万人以上のデータから科学的に算出した男女別・年齢別の「本当に信頼できる新・基準値」を完全収録。
男性と女性、年齢の差で「基準値」はこんなにも違う!!
血圧、コレステロール、肥満度、γ‐GTP、血糖値、尿酸値…
重要25項目の「新基準値」が掲載されています!
基準値を超えた場合の受診・治療のポイントや、数値改善のコツも解説している一家に一冊の必読書です。
こんなあなたにオススメです
・健康診断の数値で毎年ひっかかる
・生活習慣病にかかっている
・健診項目の数値が気になる
オススメ、共感を得たフレーズ
<解説>
・現行の厳しすぎる「基準値」には医薬業界の思惑や利権がからんでおり、健康な人を”病人”にし、”クスリ漬け”にしている可能性がある
・健常者でも、95%の人が正常と判定されない
⇒国際的な批判も多い日本の「基準値」ですが、さらに驚くのは、毎年の健康診断は日本だけのものということ!!
・男女差と年齢を考慮していないので、高齢者に対する無駄かつ危険な検査や治療の誘因となっている
1 体格と血圧―“からだの現状”が直接的にわかる検査項目
・BMI… 25~26.9の群で死亡率が最も低い、高齢者のやせは要介護リスクが高い
・腹囲… 日本のメタボ基準に世界から批判噴出
2 代謝系―脂質と糖の“体内での利用状態”がわかる検査項目
3 肝機能と栄養―沈黙の臓器“肝臓”の働きがわかる検査項目
4 腎機能―体内の調整役“腎臓”の働きがわかる検査項目
5 血液一般―全身をめぐる“血液の状態”がわかる検査項目
<巻末>臨床医からのメッセージ… 「年齢や性別のない基準値はナンセンス」
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :5.0
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.5
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
大櫛 陽一
東海大学名誉教授。1947年生まれ。1971年、大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て1988年に東海大学医学部教授に就任。2012年より東海大学名誉教授。大櫛医学情報研究所所長。
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