『医者の罪と罰』2017/1/25 石井 光 87点 [♯139]

前作『医者の嘘』日本の医療に警鐘を鳴らした医師である著者が、再びがん治療の現状に切り込む一冊です。

 

 

本書では、長年医療の現場に携わってきた経験を元に、現代のがん治療の嘆かわしい現状を訴えています。

 

 

患者の無知に付け込んだ「がんビジネス」の存在や、新薬の問題点など、知らなかったではすまされない私たちが知っておくべきがん治療の真実ついて取り上げています。

 

 

 

近藤誠医師に対する批判が多い点が気になりますが、現役医師の医療の”真実”を明かす勇気ある暴露本です。

 

 

 

 

こんなあなたにオススメです

 

・医療・健康情報に翻弄されている

・長年体調が思わしくない

・家族、友人が重い病気にかかっている

 

 

オススメ、共感を得たフレーズ

 

 

はじめに

・日本の医療は迷走を続け、欧米に比べ時代遅れで無駄遣いの部分が非常に多い

 

1 机上の空論 放置療法

・知っておいてほしい、がんの発生のしかた

 

 

2 使命放棄 医者の怠惰・無知

・放置療法を論破できない医者たちの不勉強

 

・免疫を無視して古い治療にしがみつく罪

 そもそも免疫力が高い人はがんにならない

 

 

 

3 患者無視 治療選択の妨害

・すべての人は、最善の治療を選ぶ権利がある

 

治療の選択肢を奪うがん専門医

 最も許せないのは患者を恫喝している医者が多いこと

⇒先生と呼ばれ続けていて特権意識が高い医師の実態です

 

 

 

 

・希望する治療を受けさせないのは法律違反

 患者を自分の言いなりに縛りつけるような医師のふるまいは、横暴です

 

 

・形だけのセカンドオピニオンが「がん難民」をつくる

 標準治療しか選択できない医師がほとんど

 

 

・安すぎる手術料が病院を抗がん剤漬けにしている

 抗がん剤治療をしないと病院は赤字になってしまう

病院の経営のために、抗がん剤の垂れ流しとは本末転倒です!

 

 

・標準治療の奴隷になった歌舞伎界の名優

 

 

 

4 欺瞞の渦 医者の嘘と隠ぺい

 

・抗がん剤の限界を隠している医師たち

・「夢の治療薬」(オプジーボ)は自己免疫疾患が多発する副作用がある

 

 

5 マスコミの罪と罰 いきすぎたがん報道

 

・出版社はその原点に返るべきではないのか

・視聴者を迷わせる報道姿勢は問題だらけ

⇒マスコミ報道にもポジショントークがあることを前提として情報の取捨選択が必須になります

 

 

 

6 製薬・サプリメント業者の罪と罰 薬の真実

・ジェネリック医薬品が安いのには理由がある

⇒諸説あり真偽は?ですが、薬は飲まないに越したことがないことは”真実”です

 

 

・有象無象がはびこるサプリメント業界

日本人が「薬好き」「サプリメント好き」に洗脳されてしまっていることが問題です

 

 

 

7 日本は時代遅れ 理想のがん治療設計

 

・がん医療の体系を見直して国民医療費の削減を

⇒まさに既得権益に関わる問題ですが、膨大な医療費で生計を立てている医薬業界の方々がいるわけで、どれだけ正論であっても激減させることは極めて困難です。

 

自らの体、健康を正しい情報をもとに自ら守ることで、自身の医療費の大幅カットは可能です!

 

 

 

 

 

この本の評価

  ■内容     :4.0

  ■読みやすさ  :4.5

  ■実践しやすさ :4.0

  ■健康リテラシー:4.0

  ■総合     :4.5

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

 

著者

石井光

新日本橋石井クリニック院長・理事長・医学博士。
1947年生まれ。1972年日本医科大学卒業、東京女子医科大学外科入局。1993年医療法人社団昭愛会水野病院内科院長。1996年に医療法人社団光人会新日本橋石井クリニックを開設し、現在に至る。

 

 

 

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