年々進化する加工食品の世界。業界人だけが知る驚異の「フードマジック」最新事情を暴露する一冊です。
味覚や食感をコントロールする最新の食品技術によって演出される「マジック」を解き明かす。
価格変動リスクに対応する技術、代替食品を本物に限りなく近づける食品添加物……
食品添加物のデパート「食パン」、缶詰のサケのほとんどはカラフトマス、クリスマスケーキの製造日は3ヵ月前、加工肉製品の「茶色」はカラメル色素、あなたは知らない「超加工食品」の秘密が白日の下に!
こんなあなたにオススメです
・コンビニで食品を買うことが多い
・外食が多い
・家族(特にお子さん)に安全な”食”を提供したい
オススメ、共感を得たフレーズ
はじめに
・本当に「危ない」のは「知らされていないこと」… 食品の作り手側との情報格差
1章 秘密
・クリスマスケーキ―1日で大量出荷されるケーキは「秋」に作られて冷凍保存
凍結期間は、賞味期限にカウントされない
・マグロ―安価な「ネギトロ」の原料になる「ホソカツオ」や「ガストロ」
・日本人の食塩摂取源第1位はカップ麺
⇒発砲スチロールから出る有害物質、添加物… 食べ過ぎは禁物ですね!
・みかんの缶詰:都市伝説ではなかった皮むきに「塩酸が使われる」
・立ち食いそばのそば含有量は「1割」というヤバイ真実
・安全係数(0.7~0.9)が入った賞味期限… 実際の賞味期限はもっと長い
2章 正体
3章 超技術
4章 添加物
・ペットに無意味な「着色料」… 安全性の低い食べ物だらけ
・添加物が特に多い魚卵(たらこ、明太子)…おにぎりの具には注意
5章 謎
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
郡司和夫
1949年東京生まれ。法政大学卒業後、出版社編集部長を経て1980年よりフリージャーナリスト。
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