昨日(10/13)のラグビーワールドカップ日本大会、A組最終戦の日本対スコットランドが行われ、日本が28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めましたね!
2大会ぶりにベスト8入りを逃したスコットランドのレイドロー主将は悔しさを滲ませながらも「何より日本が素晴らしかった」と敵を称えたとの報道もありました。
2015年のラグビーワールドカップイングランド大会で、強豪南アフリカを破りブライトンの奇跡 ”史上最大の番狂わせ” を起こしたラグビー日本代表。
当時満身創痍のチームを支えたのが、本日紹介する本の著者のアスレチックトレーナーの佐藤義人氏です。
本書には、現在のW杯メンバーについての記載もあり、たいへん旬な一冊です。
疲労、ねこ背、ひざ痛、肩こり、腰痛、首痛、股関節痛。あらゆる痛みを劇的に改善する「壁ペタ背中反らし」。
その神業ともいえる効果で“ゴッドハンド”と呼ばれた彼が教える、体の痛み、不調を消し去るストレッチ理論と実践メソッドが満載の一冊です。
体を傷めない歩き方、オフィスワークでの注意点のほか、疲労回復に効果抜群のストレッチも含め、きっと役立ちます!
こんなあなたにオススメです
・長年体調がすぐれない
・疲れやすい、眠れない
・ケガが多い
オススメ、共感を得たフレーズ
第1章 日常動作で筋肉を正しくつけよう
・間違ったストレッチをしていませんか
・正しい姿勢のために大切な「背中を反る」という動き
・筋肉を「しつける」ことが正しい姿勢になる一歩
・体がかたいほど動脈硬化は進みやすい、筋肉を動かすことで血管のトラブルを防ぐ
第2章 一生痛みと無縁になれる「目的別」ストレッチメニュー
・まずは2つの基本ストレッチをマスター
・あらゆる不調改善―「壁ペタ背中反らし」でサボっていた多裂筋を目覚めさせる
第3章 今だから語れる、ラグビーワールドカップ2015の舞台裏
・「『神の手』を持つ名トレーナー」と紹介されて
・不便な地にある治療院にわざわざ来てくれる人を診てあげたい
・交通事故によるケガでJリーガーになる夢をあきらめた私だからできること
・私に求めれた仕事は、ケガや故障した選手を短時間で回復させること
第4章 “ゴッドハンド”佐藤流・治療の極意
・手術をしないでなるべく早く治す―それがアスリートの一番の望み… アスリートが求めるクオリティ
・アキレス腱断裂のラガーマンを手術なしで復帰させた
・アキレス腱断裂は、手術をした方が強くなるという俗説は間違い
⇒「外科医は、手術したくてしょうがない、とにかく手術が大好き」というのは有名です
・整形外科や解剖学の知識を駆使して治療を重ねるとやがて東洋医学に行きつくかも?
・老後まで自分の足で歩くことにこだわるドイツ人… アディダス、プーマ
第5章 一生痛みのない体を作るために
・体が歪んだまま「見せ筋」を付けると歪みが進行してケガのもとに
・日本人の多くは背中側が弱過ぎるので、腹筋を鍛えると体のバランスが崩れる
・ニュージーランドのラグビー選手は、ラグビーに特化していないところがすごい
・腰痛や首痛の原因、もしかして内臓に問題があるかも… 食も重要なファクター
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ :4.5
■健康リテラシー:4.0
■総合 :4.5
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
著者
佐藤 義人
SATO.SPORTS院長、ビーチサッカーチームDORSAL.M.FC代表、NPO法人ビーチプロジェクト理事長。鍼灸師。日本体育協会公認アスレチックトレーナー。2015年ラグビーW杯日本代表メディカルスタッフ 、元日本バスケットボール協会公認コーチライセンス講師、 国体大阪府代表バスケットボールチーム、国体福井県代表陸上競技 、東海大仰星高校ラグビー部 (全国優勝2回) 、天理大学バスケットボール部 、天理大学ラグビー部 、Fリーグ ・シュライカー大阪 のトレーナーを務めている。
関連おすすめ(Amazonカスタマーレビューなどの高評価からも厳選)
ストレッチによって、筋肉がよく動き、血流が改善する| 1分間だけ伸ばせばいい 2つの筋肉を伸ばして体の悩みを改善 2019/4/20 佐藤義人 86点 68冊目
だれでも簡単にできるストレッチ | 動かないゼロトレ 2019/9/5 石村友見 89点 (#117)
心身のあらゆる問題を 一気に解決できるストレッチ| スゴレッチ 2019/6/20 萩原 健史 89点 79冊目