105歳まで健康ですごすために、いちばん大切なのは“眠り方”
手足の先まで栄養たっぷりな血を流し、眠っているときにも体温を下げず、高い免疫力を保つ方法を学べる一冊です。
がんが最も発症しやすいのは35度と言われていますし、低体温が免疫力を下げ、病気を引き起こすことは知っている方も多いと思います。
そして、認知症などが血流障害によって引き起こされることも研究で明らかになっています。
体温をコントロールするのは、「血流」ですので、血流を改善することで体調が良くなり、健康なカラダが手に入ります。
こんなあなたにオススメです。
・なかなか眠れない
・何度も目が覚めてしまう
・日中眠くなる
・体温が36℃未満
オススメ、共感を得たフレーズ
・日本人の平均体温は、36.1℃(2008年調査)で50年前より0.75℃も下がっている。
体温が1℃下がると、基礎代謝は15~25%、免疫力は35%下がる。
・毛細血管の若さが、見た目の若さになる。
・軽い運動を習慣づけてると体温があげる
・睡眠不足が続くと、脳内に老廃物質がたまる。
・認知症の発症は初期段階から約25年かかるので、始まってからでは手遅れ。
若いうちから予防するのが賢明。
・うつ病患者の9割が睡眠不足
・夕方以降のコーヒーと、眠る前のアルコールはNG
・夕方(16~20時頃)の運動と夜のストレッチが効果的
目次(抜粋)
プロローグ 深く眠れない原因は、血流にある
第1章 睡眠の質を上げたければ、毛細血管を鍛えなさい
第2章 質のよい睡眠で、万病を防ぐ
第3章 睡眠が変われば、人生が変わる
第4章 パーフェクト睡眠を実現するための熟眠テクニック
この本の評価
■内容 :4.5
■読みやすさ :4.5
■実践しやすさ:4.0
■コスパ :4.5
■総合 :4.5
2万人の血管を見て、わかった
科学的に正しい睡眠は、
健康寿命を10年延ばします。
「パーフェクト睡眠を実現するための熟眠テクニック」は、わかりやすく簡単にできるものが多いので、できることから少しずつ実践することをおすすめします。
朝までぐっすり寝て不調が消える生活のための、「105歳まで元気でぽっくり逝く人の眠り方」を学んでみてはいかがでしょうか。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございます。
著者
大谷憲(おおたに・のりお)
安眠ドクター。薬を売らない薬剤師。日本睡眠医学協会理事長。株式会社PMC代表取締役。
1965年、富山県生まれ。東北薬科大学薬学部卒業後、薬剤師免許取得。某大手製薬会社に5年間在籍。
現在は、代替医療、予防医学をコンセプトに、睡眠の大切さを広める啓蒙活動として全国で講演、商品の普及活動に従事している。
片平健一郎(かたひら・けんいちろう)
血流カウンセラー。日本睡眠医学協会理事。骨盤セラピスト協会理事。
10年間の5000人を超える血流カウンセリングにより、毛細血管の血流循環こそが健康・未病・病気を分けるヒントとなることを知る。
さらに、健康長寿のための効果的な方法が「眠り方」にあることを発見。
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