たいへん衝撃的なタイトルですが、「パン」がメインではなく「脳のために何を食べればよいか」その最適なガイドラインがわかる一冊です。
「今の医療や薬が認知症をつくっている」というショッキングな内容についても書かれています。
脳がじわじわ炎症を起こし、壊れていく……
それは、あなたが「いま食べているパン」が原因だとしたら……。
誰も、語らなかった怖い真実。
日常的に私たちの食卓に上っている炭水化物と糖質
(小麦粉、パスタ、シリアル、、フルーツ、砂糖など……)が、
脳の不調や病気を引き起こしています。
◎アルツハイマー病(認知症)
◎記憶障害や脳の機能低下
◎うつや精神的な問題
◎糖尿病
◎偏頭痛
◎不眠
◎肥満
◎ADHD ……
こんなあなたにおすすめです
・体の不調が続いている
・生活習慣病が気になる
・脂肪、コレストロールの数値が気になる
・病気を予防をしたい
おすすめ、気になったフレーズ
・食べ物が十分に消化されないと消化管系に「のり」のようなものが残り、小腸の内側に損傷を引き起こすことになる。
・人間が食事として必要な炭水化物はほぼゼロ
・脂肪やコレストロールが「悪しきもの」と巨大な製薬業界が決めつけていることが大嘘であることをはっきり伝えたい。
・内臓脂肪はそれ自体が炎症を起こす
・腹部が大きい人ほど脳の海馬が小さい
・認知症だけではないグルテンの悪影響
・断食が脳をより明晰にする 瞑想による治療の威力
本書では、脳と体が、穀物という“麻薬”に冒された細胞となった結果の肥満、糖尿病、アルツハイマー病、心の病気…をたった4週間で脳からリフレッシュする驚異のプログラムが提供されています。
炭水化物、グルテンは本書の一部で、食事、運動、睡眠、医療、薬、生活習慣病、認知症、断食...と幅広く総合的な観点で医師である著者が解説しており、たいへん説得力もある良書です。
著者
パールマター,デイビッド
神経科医。米国栄養学会会員。米国栄養学会の「年間最優秀ヒューマニタリアン賞」や、神経変性疾患の先駆的研究に対する「ライナス・ポーリング賞」をはじめ、数々の賞を受賞。医学関係のさまざまな出版物に著作を発表し、世界各地で講演を行なっている。
白澤卓二
1958年神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科修了、医学博士。日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。
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